ニュース

パナソニックのローカル5GシステムをCTYが導入 無線サービス運用開始

2023/4/6(木)

四日市市・中央通りエリア

株式会社シー・ティー・ワイ(以下、CTY)は、パナソニック コネクト株式会社(以下、パナソニック コネクト)の「ローカル5Gシステム」を導入し、無線サービスとして運用を開始した。3月31日付のプレスリリースで明かしている。これにより、三重県四日市市(以下、四日市市)のスマート化を促進するという。

四日市市は、県内最大の人口を有する全国有数の産業都市だ。リニア中央新幹線開通後は東京・名古屋間が1時間程の移動圏内となるため、人・モノ・情報のさらなる交流が期待されている。また、同市は、「四日市スマートリージョン・コア実行計画」に基づき、中心市街地のスマート化を推進している。具体的には、次世代モビリティ・システムとして自動運転、パブリックスペースやバスターミナルの整備、災害情報提供や避難誘導などを検討しているという。スマート化推進の目的は、まちなかの回遊性向上による賑わいの展開、都市の魅力・暮らしの質向上、交流人口の増加、防災機能の向上などだ。

パナソニック コネクトは、複数の無線ネットワークの統合的な管理・運用を実現する「現場マルチネットワークサービス」を提供している。同社は、今回ネットワークの設計・導入から運用・保守までを一貫してサポートする。具体的には、無線品質の見える化による効率的なサービスエリア構築や、マルチアクセス機能による多様なサービスへのシステム拡張性、NOC(Network Operations Center)による24時間/365日の運用支援サービスの強みを生かす。そして、CTYのローカル5Gのネットワーク構築と安定稼働を支援するという。

なお、パナソニック コネクトは、今後も「現場から 社会を動かし 未来へつなぐ」をパーパスにかかげ、現場にイノベーションをもたらすことで多様な人々が幸せに暮らせる、持続可能な社会の実現を目指すと述べている。

get_the_ID : 180404
has_post_thumbnail(get_the_ID()) : 1

ログイン

ページ上部へ戻る