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パナソニック、関西25・30プロジェクト始動 関西活性化を目指す

2022/7/12(火)

プロジェクトテーマ
「歓彩共創」

パナソニックグループは、2025年の大阪・関西万博、2030年の未来型都市「大阪スーパーシティ」などの関西活性化に向けて、「関西25・30プロジェクト」を始動する。7月7日付のプレスリリースで明かした。

同プロジェクトは、関西地区で多くの展開が見込まれる大規模都市開発に、さまざまなソリューションを提供することを目的としたものだ。パナソニックグループは、2030年までに世界に先駆けて未来の生活を先行実装する大阪スーパーシティ構想の実現を見据えている。主に同構想にかかわるのは、2025年の大阪・関西万博、また、大阪府と大阪市による複数分野の先端的サービスの提供と大胆な規制改革等だ。パナソニックグループは、同プロジェクトにおいて、関西企業の一員として、グループ全体で横断的に新規ビジネスやソリューションの創出を目指す。

パナソニックグループは、同プロジェクトのテーマとして「歓彩共創」、コンセプトとして「KANSAI KITEN(かんさい、きてん。)」を掲げている。そして、人々のアクティブな行動や移動の目的となる「歓(よろこび)」と「彩(いろどり)」にあふれた場の魅力を共創し、まちの集客力を高めることで、関西経済のさらなる活性化を目指す。

「KANSAI KITEN(かんさい、きてん。)」は、「物事の始まりとなるところ(未来に向けたチャレンジを関西初で)」という意味での“起点”などの意味がある。“起点”以外には、“基点”、“機転”、“気転”、“かんさい、来てん。”の合計5つの意味が込められている。“基点”は、「物事をみる上でのよりどころ(関西ならではの発信、偉大な関西のイノベーター)」という意味だ。

“機転”の意味は、「人が考え付かないことをするこころ(斬新な発想と創造的な取り組みを、関西企業とデファクト化)」、“気転”の意味は、「誰かに優しくするこころ(人情を重んじ、他者を思いやる、「関西の魂」)だ。さらに、“かんさい、来てん。”(観光来訪者が、「来たよ」の心地の良い挨拶[関西弁])という意味も込められている。

また、同プロジェクトは、関西初サスティナブル・スマートタウンとなるSuita サスティナブル・スマートタウン(大阪府吹田市)、大阪府・大阪市のスーパーシティ型国家戦略特区に指定された2つのグリーンフィールド(夢洲、うめきた2期)を対象地区としている。さらに、大阪・関西万博や万博跡地周辺も、同プロジェクトの対象地区だ。

なお、パナソニックグループは、同プロジェクトを通じて、関西地区のさらなる活性化に貢献する。そして、世界全体の課題である地球環境問題の解決と、心身の健康と幸福な状態であるウェルビーイングな社会の実現を目指し、グループ一丸で取り組むと述べている。

プロジェクトコンセプト
「KANSAI KITEN(かんさい、きてん。)」



(出典:パナソニック Webサイトより)

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