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プラゴ、EV充電拠点設置で長野県観光機構と協働 30年に600拠点へ

2022/10/24(月)

プラゴプレイスのイメージ

プラゴプレイスのイメージ

EV充電サービスを行う株式会社プラゴ(以下、プラゴ)は、10月20日、EV充電と買い物、飲食などを一体型で提供する充電ステーション「PLUGO PLACE(プラゴプレイス)を設置すると発表した。第一弾として、一般社団法人長野県観光機構(以下、長野県観光機構)をパートナーとし、地元企業を中心に連携して計画を進める。
現在、日本国内で2035年までに新車販売の電動車100%、また、2030年までに15万基の充電インフラ設置目標を掲げている。EVシフトには充電インフラの整備が不可欠である一方、EVユーザーの半数以上が充電に時間がかかることを懸念しており、充電時間を考慮したEV充電サービス設計が重要だ。

これらの課題を解決するためにプラゴは、充電ステーションのプラゴプレイス内に急速EV充電器「PLUGO RAPID(プラゴラピッド)」を設置する。プラゴラピッドは、専用アプリ「Myプラゴ」からの事前予約で最大60分間の充電が可能。ステーション内では買い物、飲食、エンターテインメントなどのコンテンツが提供され、利用者は充電中の時間を有意義に過ごせる。

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また、長野県観光機構とのステーション設置第一弾で、プラゴは観光道路沿いの遊休地を活用した食やアートなどの観光コンテンツを提供する予定。2024年中の完成を目指す。さらに、地方公共団体や不動産開発業者、サービス事業者などを対象に共創パートナーを広く募集。施設、土地の特性を生かした設置を進める。

プラゴはこれまでに商業施設、ホテルやゴルフ場に充電ステーションを導入してきた実績を持つ。加えて、長野県の軽井沢町、小布施町や埼玉県長瀞町と充電インフラ整備に取り組んでいる。また、EV充電事業者として国内初のデザイン拠点を構えており、施設や土地と調和したプラゴプレイスの設計に生かす。

さらに、プラゴらが今年8月に行ったアンケート調査によると、行き先に充電設備がある場所を好んで選ぶEVユーザーは約8割。プラゴは施設でのコンテンツ体験提供で施設の人流創出や土地の利活用を図る。なお、今後、2030年までに600拠点の設置を目指して充電インフラを整備する計画だ。
EVSmartおよびプラゴ共同実施WEBアンケート (期間:2022年8月19日~31日、n=476)

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