さいたま市、公道での自動運転バス実証実施 バス多数路線での課題抽出
2025/10/16(木)
さいたま市は10月14日、一般国道463号(埼大通り)において、大型バスによる自動運転実証実験の一般試乗を令和7年11月4日~11月13日(土日除く)に実施すると発表した。
同実証路線は、バス会社2社が共同運行(国際興業、西武バス)をしている都市部の幹線道路であり、自転車交通量も多い路線となっている。同実証の目的は、市内でも特にバス本数が多い路線で、大型バスによる自動運転レベル4実装に向けて、「経営面」、「技術面」、「社会受容性面」の課題を抽出することだ。
また、同実証では、いすゞ自動車製 大型バス「エルガ」(自動運転仕様)を使用し、自動運転レベル2(自動運転バスの操作を習得した運転士が乗務し、常時ハンドル・ブレーキを操作可能な態勢を取り、状況に応じて手動運転に切り替えて走行)で運行するという。
