積水化学ら、福岡市の次世代型太陽電池率先導入事業に参画 市有施設に設置
2025/4/14(月)
積水化学および積水ソーラーフィルム(以下、SSF)は4月10日、福岡市の次世代型太陽電池率先導入事業に参画することを発表した。
同事業の目的は、都市におけるエネルギーの自給自足の新しいモデルとなるべく実装と実証を進め、将来的な導入拡大につなげていくことだ。市有施設への率先的な設置(3カ所程度を想定)、市有施設を含む市内建築物に対する次世代型太陽電池の導入、ポテンシャル調査の実施を行うという。
具体的には、福岡市立香椎浜小学校体育館屋根に実装。蓄電池を併設し、避難所としての機能を強化する。ほかにも、FGN(Fukuoka Growth Next)屋上にも防水材一体型として設置し、FGN建物内での電力消費に活用するとのことだ。
なお、両社は、福岡市内の都市ならではの設置を検討、フィルム型ペロブスカイト太陽電池の特長を生かせる設置の候補地を複数選定し、具体的な導入可能性の検討を行うと述べている。

香椎浜小学校
体育館屋根