積水化学ら、ペロブスカイト太陽電池を香川県の学校体育館屋根に設置
2025/4/16(水)
積水化学工業(以下、積水化学)および積水ソーラーフィルム(以下、SSF)は4月11日、香川県協力の下、フィルム型ペロブスカイト太陽電池を学校体育館の屋根に設置するための実証実験開始を発表した。
今回の実証では、香川県立観音寺第一高等学校の体育館屋根にフィルム型ペロブスカイト太陽電池約10m2設置する。実施期間は2025年4月1日より1年間で、アーチ型屋根への設置・施工方法、耐久性や発電性能を検証するとのことだ。
なお、両社は、今回の実証で得られた結果を、ペロブスカイト太陽電池の設置方法確立へ生かしていくことで、ペロブスカイト太陽電池の適用拡大による脱炭素社会実現への貢献を目指していくと述べている。