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スマートドライブ、「ヒトにつくモビリティ保険」開発へ損保ジャパンと提携

2020/6/25(木)

保険・サービスイメージ

両社が提供する保険・サービスのイメージ

株式会社スマートドライブ(以下、スマートドライブ)と損害保険ジャパン株式会社(以下、損保ジャパン)は、MaaSの進展などを踏まえ、「モビリティにつく保険」から「ヒトにつくモビリティ保険・サービス」を検討・開発するために、業務提携契約を締結した。移動サービスの領域において、両社の強みを掛け合わせて顧客の安心・安全・健康を実現したいという方針が合致し、今回の提携に至ったという。

従来の保険は、自動車保険に代表されるように、自動車をはじめとしたモビリティに付いていた。しかし、MaaSの潮流の中で共有(Share)が拡大していけば、このような保険スタイルは見直しを迫られることになる。

両社は今回の提携により、スマートドライブの移動に関するさまざまなデータの利活用のノウハウと、損保ジャパンの顧客の移動手段別の事故やトラブルのデータなどを掛け合わせて、収集データの精度検証を進める。その上で、従来の「モビリティにつく保険」だけでなく、顧客のリスクに応じた「ヒトにつくモビリティ保険・サービス」の開発を推進する。

スマートドライブは、移動に関するさまざまなデータを収集・解析し、業界や業種に関係ない「オープンにつながるプラットフォーム」を世界規模で展開している。また、移動に関するデータを取得しやすいデバイスの開発や、それらデータの利活用やサービス開発を一貫して行ってきた。

損保ジャパンは、一時的な自動車利用の補償ニーズに応える時間単位型自動車保険「乗るピタ!」を開発した実績がある。今後は自転車や公共交通機関なども含め、あらゆる移動手段に対応する商品が必要になると予想して商品開発を行っていた。

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