スバルが社長交代、製造本部長の大崎篤氏が社長に内定
2023/3/6(月)
株式会社SUBARU(以下、スバル)は3月3日、現代表取締役社長 兼 CEOである中村知美氏の取締役会長、および現取締役専務執行役員 兼 製造本部長である大崎篤氏の代表取締役社長 兼 CEO内定を発表した。
同社は、2018年に中期経営ビジョン「STEP」を策定した。今回の体制変更の目的は、「STEP」の取り組み5年間の区切りとともに、自動車業界を取り巻く大変革期への適応を加速させるためだ。さらに、同社は、「3月31日付と4月1日付の組織改正、ならびに執行役員の異動、担当業務の変更」、さらに「6月付の取締役および監査役の異動、ならびに執行役員の異動、担当業務の変更」についても明かしている。
3月31日付と4月1日付の発表では、CTO室の独立、昇任執行役員、新任執行役員、退任執行役員、執行役員の担当業務の変更を実施する。CTO室は、技術本部内の組織から独立させ、実務から適度に距離をおいた環境で、かつ、より経営に近い立場で技術戦略の構築を目指す。また、将来技術に留まらず、製造・調達をはじめとするモノづくり全般の戦略企画を行う予定だ。これまで担っていた一部の業務は技術本部技術開発部に移管するという。
6月付の取締役および監査役の異動では、取締役候補者、監査役候補者、退任取締役、退任監査役、昇任執行役員、退任執行役員、執行役員の担当業務の変更を実施する。現会長である細谷和男氏は、6月付で同社特別顧問に就任。現専務執行役員である大拔哲雄氏は、4月1日付でSUBARUテクノ株式会社 代表取締役社長に就任する予定だ。
(出典:スバル Webサイトより)