SWAT、三鷹市で運行中のAIデマンド交通の実証延長 エリア拡大も実施
2023/10/3(火)
SWAT Mobility Japan株式会社(以下、SWAT)は10月2日、東京都三鷹市で運行しているAIデマンド交通実証実験の運行エリアの拡大と乗降ポイントの追加を行い、サービス提供を1年間延長すると発表した。
SWATは、三鷹市・境交通株式会社・寿交通株式会社と「西部エリアにおけるAIデマンド交通を活用した実証運行に関する協定書」を締結している。今回の取り組みでは、2022年10月から開始した実証運行の成果に基づき、2023年10月より大沢地区にくわえて、新たに井口・深大寺地区まで運行エリアを拡大する。これにより、運行エリアの広さは、当初の1.6倍となった。また、SWATは、2022年から実施していた車いす利用者に対応した配車システムにくわえ、課題となっていたベビーカーやシルバーカー用の座席予約機能を開発し、提供開始するという。なお、同社は、利用者や交通事業者の意見を聞きながら、運行パラメーターの調整を定期的に行い、三鷹市住民の希望に沿ったサービスの実現を目指すと述べている。