TBS、再エネ事業参入 「TBS GX」をUPDATER社と設立
2025/7/8(火)
TBSホールディングスは6月24日、新会社「TBS Green Transformation」(以下、TBS GX)を再生可能エネルギーのプラットフォーム「みんな電力」を運営するUPDATER社と共同で設立したことを発表。グループ全体の気候変動対策を推進するという。
TBSホールディングスは、TBS GXについて、グループ内で消費する再生可能エネルギー(以下、再エネ)の創出に向けて営農型太陽光発電所※などを建設していく発電事業、第三者からの再エネ調達事業、そしてグループ各社への脱炭素支援事業を展開。将来的には、グループ外への事業展開も検討していくという。
具体的な事業展開のステップとしては、まずTBSホールディングスのコンテンツ制作拠点である緑山スタジオに対し、「ストーリー性のある発電所」からの再エネ供給を進め、「世界に通用するサステナブル・スタジオ」への変貌を目指す。その後、グループ各社の事業拠点や放送センターを含む赤坂エリアへの再エネ供給、脱炭素支援を進めていくという。発電所の運営業務などをUPDATER社へ委託するとのことだ。
なお、TBSホールディングスは、UPDATER社の豊富な知見を活用することで、スムーズかつスピーディーな事業の展開を実現していくと述べている。
※ 営農型太陽光発電:農地に太陽光発電パネルを設置して発電する取り組み。太陽光を作物と発電でシェアすることから、ソーラーシェアリングとも呼ばれています。パネル設置にあたっては地上権の賃借料などを支払うため、農家の安定収入につながり、持続可能な農業の実現に貢献。地域社会や経済の維持にもつながると期待されています。(プレスリリースより)
(出典:TBSホールディングス Webサイトより)