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都営バス、終点到着時の車内点検に向けサポートシステム順次導入

2025/7/29(火)

導入する
点検サポートシステム

東京都は7月22日、都営バスが終点到着時の乗務員による確実な車内点検の実施に向けて、点検をサポートするシステムを7月下旬から順次導入することを発表した。

同システムは、送迎用バスの置き去り防止システムをベースに、路線バスの運用に合わせ終点停留所ごとに作動するよう、新たにメーカーと共同して開発したものだ。終点に到着後、車内最後部に設置したボタンを押すまで点検を促す音声が流れ続けるという仕組みであり、2026年6月末までの全車両への設置完了を目指すという。

システム導入後の車内点検の手順としては、まず車内点検を促す音声が自動的に流れる。次に乗務員が車内点検を行いながら最後部まで移動、最後部にあるボタンを押して音声を停止させる。その後、車内点検を行いながら運転席に戻るという流れだ。

さらに、東京都は、終点到着時に寝ている人を見かけた乗客に、乗務員への声掛けを頼むステッカーを作成し、全車両に掲出しているとのことだ。

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