今回の取り組みは、東京ガス、埼玉県狭山市(以下、狭山市)、武州ガス株式会社、日本カーソリューションズ株式会社の4社で実施している。具体的な検証内容としては、「簡易型車載器を活用した車両稼働状況調査」、車両稼働状況の調査結果に基づくEV導入計画の策定」、「EV充電マネジメント導入時の電気使用量・電気料金の算定、効果検証」だ。

「簡易型車載器を活用した車両稼働状況調査」は、狭山市の公用車50台程度を対象として実施する。車両に専用デバイスを設置し、運行実績を自動取得・適正台数を把握する予定だ。一方、「EV充電マネジメント導入時の電気使用量・電気料金の算定、効果検証」では、EV充電マネジメントにより、電力需要ピークの平準化や電気料金の削減を可能にする。検証機関は、2023年2月～2024年1月の予定だ。

なお、東京ガスは、今後も地方自治体や他業界を含めたさまざまな事業者と連携し、カーボンニュートラルシティ実現に向けた具体的な取り組みを進めていくと述べている。