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東陽テクニカ、中国よりコネクテッドカー向け無線通信性能計測システム受注

2021/5/11(火)

株式会社東陽テクニカ(以下、東陽テクニカ)は、中国現地法人である東揚精測系統(上海)有限公司(TOYO Corporation China)の、中国の国家研究機関であるChina Intelligent and Connected Vehicles(Beijing)Research InstituteCo., Ltd. (以下 CICV)より「コネクテッドカー向け無線通信性能計測システム」を2021年3月に受注した。受注金額は約5億円、2022年6月に納入予定と、5月10日付のプレスリリースで明かしている。
信頼性の高い先進運転支援システム(ADAS)/自動運転(AD)実現のために、無線通信環境での性能を評価するOTAにて、V2X通信性能を計測する重要性が高まっている。中国では、これらの評価を車両販売に必要な認証試験とする動きがあり、各国家試験機関においてこれら新技術に対応した新しい計測システムの導入が検討されているという。

また、コネクテッドカーで使用する通信技術として、中国では主にセルラーV2Xの採用を推進している。このセルラーV2Xの通信モードのひとつであるモバイルネットワークにおいて5Gセルラー通信技術が普及すると、その通信技術がインテリジェントネットワーク車両の主流技術となり、自動運転市場を席捲することが予想される。しかし、従来のOTA計測システムでは車両システムを評価する性能が限られており、このような無線通信におけるコネクテッドカー開発で必要な測定ニーズに対応できていなかった。

今回受注した「コネクテッドカー向け無線通信性能計測システム」は、携帯端末・アンテナ、およびOTA試験の専門技術集団GeneralTest SystemsInc.(以下、GTS社)が開発した自動車の無線通信性能を計測するシステムだ。GTS社の特許技術であり、LTE携帯端末、および基地局向けの試験方法として、国際プロジェクトである3GPPが認可したRadiated Two-Stage(RTS)法を、コネクテッドカーに必要な車載無線通信性能計測に適用した。コネクテッドカーの開発に不可欠な放射性能、受信感度、受信電磁干渉、マルチアンテナ性能評価、および実環境での車両の通信性能も評価できる。

なお、東陽テクニカは、今後もADAS/ADの開発に必要な計測ソリューションを国内外のマーケットに提供することで、より安全な自動車の開発に貢献すると述べている。

(出典:東陽テクニカ Webサイトより)

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