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トヨタ、車内置き去り防止支援システムをコースター、ハイエース向けに発売

2023/3/1(水)

降車確認ボタン(左上)
ここだよボタン(右上)
配置イメージ(下)

トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)は、「車内置き去り防止支援システム」を、販売店装着の純正用品として、コースター(幼児専用車)、ハイエース(幼児バス)向けに4月から発売する。2月28日付のプレスリリースで明かした。

同商品では、運行スタッフへ確認を促す音声案内と確認未実施時の車外警報(降車確認ボタン)と、幼児など置き去り発生時車外警報(ここだよボタン)を搭載している。降車確認ボタンでは、エンジン停止(IG/ACC OFF)後に、運行スタッフに車内の確認を促す音声案内を開始する。運行スタッフが車内に残っている幼児などがいないか確認し、車内最後尾に設置した降車確認ボタンを押すと音声案内は停止するという仕組みだ。音声案内開始から一定時間経過しても降車確認ボタンが押されない場合、ホーンの吹鳴とハザードランプの点滅で車外へ警報する。

一方、ここだよボタンでは、万一幼児などが置き去りにされた場合、幼児などが自らボタンを押すことで、ホーンの吹鳴とハザードランプの点滅で車外へ警報する。ハイエース(集中ドアロック付車)では、ここだよボタンに連動してドアロックが解除される。なお、トヨタは、同商品の価格を10万円前後と予定しているという。さらに、今後も安全・安心なクルマ社会を実現していくために、あらゆる努力を進めていくと述べている。

(出典:トヨタ Webサイトより)

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