ユビ電、オリックス自動車と業務提携 法人向けEV充電サービス利用拡大へ
2022/10/6(木)
ユビ電株式会社(以下、ユビ電)は、オリックス株式会社を引受先とする第三者割当増資によりシリーズAとしての資金調達を全て完了した。9月27日付のプレスリリースで明かしている。また、ユビ電とオリックス自動車株式会社(以下、オリックス自動車)は、EV充電サービスの法人向け利用拡大に関する業務提携を行っている。
EVは本格的な普及期に入り、多様な充電ニーズが生まれている。WeCharge電気自動車充電サービスは、いつでもどこでも「じぶんの電気」を使える電力環境をつくっている。具体的には、マンション駐車場での「おうち充電」、マイカー通勤先の職場での「おしごと充電」、そして商業施設や宿泊施設での「おそと充電」だ。また、オリックスグループでは、これまで複数の施設で「WeCharge」を導入している。ホテルなどの宿泊施設のほか、今後開発する分譲マンションでも、EV充電コンセントを、空配管を含め全駐車区画に標準設置する方針だ。
さらに、ユビ電は、多数の社用車・公用車を保有している法人・公的機関に対してもサービス提供を行っている。WeCharge電気自動車充電サービスの法人向けソリューションとして「WeCharge for Business」を、公的機関向けには「WeCharge for Gov」を提供中だ。
ユビ電とオリックス自動車は、同提携により、WeChargeとオリックス自動車オリジナルの燃料給油カード(AMSカード)の決済連携など、法人の利用者向けにEV充電サービスの拡充を目指している。そして、車両調達やEV充電設備の導入の提案から、導入後の充電利用の分析や車両メンテナンスなどの一元管理をワンストップで提供すると述べている。