「WHILL ID」は、近距離モビリティWHILL本体とユーザー情報を紐付ける機能だ。6月には、「WHILL ID」に「納品日管理機能」を追加している。




「修理点検の予約申込機能」では、「WHILL ID」のマイページ画面から最寄りのWHILL認定修理取扱店や希望日時の選択、機体の状態や症状の入力ができる。ほかにも、必要に応じて機体の画像や動画を添付することが可能だ。場所や時間を選ばず、ユーザー自身の好きなタイミングで申し込みができるため、より長く快適にWHILLを使いやすくなる。

一方、WHILL認定修理取扱店側にとっても、ユーザーの機体状況や履歴などの情報を事前に把握できるため、ユーザーにより合ったサービスを提案することが可能となる。また、既存のユーザーと継続的に接点を持つことができるほか、これまで接点のなかった新規ユーザーともつながりやすくなる。

さらに、「WHILL ID」には、今後自身のWHILLに関する情報をすぐに確認できる機能が追加されていくという。例えば、これまでの修理・点検内容といったアフターサポートの履歴を確認できたり、定期点検や消耗品交換の時期に関する連絡を受けたりできるなどだ。なお、WHILL社は、引き続き、WHILLをより便利で快適に使ってもらえるようなサービス開発を進め、より良いWHILLライフを提案していくと述べている。