Will Smartは、人口減少を背景に鉄道やバスを中心とした地域交通インフラの見直しやDXといった課題解決への貢献を大きなミッションと捉えているという。同社は、紅村氏が相談役として参画することで、紅村氏が持つ鉄道グループにおける業界知見や経営ノウハウを基に、今後の事業推進をさらに加速させていくと述べている。

▼関係者のコメント
■京王電鉄 代表取締役会長 紅村康氏のコメント
Will Smartの石井社長は起業家精神が旺盛でとても機智に富んだ方と推察しております。Will Smartには京王グループの子会社のシステム構築の支援もしていただきました。今後、どういう形をもってWill Smartの成長の役に立てるか、今はまだ白紙の状態ですが、このご縁が無駄と言われぬよう心したいと思います。

■Will Smart 代表取締役社長　石井康弘氏のコメント
環境変化が激しく複雑性が増すこれからのビジネスにおいて、当社は鉄道やバス等の人や物の移動によって経済活動を行う事業者の皆様の経営課題の解決を支援してまいりました。コロナ禍を経て、生産年齢人口が減少している昨今、既存業務の無人化や自動化など、人手のかからないビジネスへの転換が求められています。モビリティ業界においても、さらなるコスト削減やサービス向上のため、より一層のDX推進が必要です。今回、現役の経営者である紅村氏に相談役としてご参画いただくことで、鉄道グループが担う公共交通事業および、まちづくりなどの関連事業が抱える顧客課題を的確に把握し、ニーズに応じた最適なDXソリューションの提供を目指していく所存です。