EVトラックで猛暑下での医薬品配送対応 ヤマトら、断熱・保冷の実証開始
2025/8/19(火)
アルフレッサ社とヤマト運輸は8月18日、近年の異常気象による猛暑下でも医薬品を安全かつ確実に配送するため、「小型EVトラック」と「断熱・保冷機能付きの輸送用機材」を活用した医薬品配送の実証実験開始を発表した。
両者は、同実証を通じて得られたデータを基に、アルフレッサは使用機材および配送オペレーションの導入を検討。また、「D-mobico」は電気を駆動源としているため、すでに導入済みのEV、エネルギーマネジメントシステムにくわえ、太陽光発電設備の導入なども視野に入れ、消費電力を再生可能エネルギーで賄うことも検討するという。
なお、ヤマトグループは「EVライフサイクルサービス」のラインアップに、今回の実証内容で使用する機材の追加を検討すると述べている。