【CES2025】Amazon子会社のZoox、自動運転車両を公開
2025/1/28(火)
Amazonの独立系子会社であり、自動運転関連の取り組みを進めているZooxがCESに出展し、開発を進めている自動運転車両を公開した。
Zooxは、2014年に設立された自動運転車を手掛ける企業であり、都市部における混雑や汚染の軽減を目的としている。開発している車両は、ハンドルやペダルといった従来の運転操作系を含んでいない双方向型のバッテリー式のEVだ。
Zooxの特徴は、2020年からAmazonに手を組んでおり、協力体制を築いていることだ。さらに、2021年にはAWSを活用したコンピューティング能力を向上させており、シミュレーション数の増加やコスト削減に取り組んでいる。
また、Zooxは、同社の本社があるカリフォルニア州フォスターシティで世界初となる乗客を乗せた公道走行を2023年に達成した。当時の発表によると、まずは従業員用のシャトルサービスとして展開し、認可が下り次第、一般市民にもサービスを拡大する予定としている。