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アクセンチュア、Amazon Alexa対応の車載音声認識システムのデモを開発

2018/3/1(木)

デモ外観

アクセンチュアは3月1日、仏のフォルシア社およびパロット・オートモーティブ社と協力し、アマゾンの音声アシスタントサービス「Amazon Alexa」が組み込まれたコネクテッド・ビークルのコックピット(運転席)とエンターテイメントシステムのデモを開発したことを発表した。

このデモでは、パロット・オートモーティブ社の最新の車載エンターテイメントシステム「NIS 8300」に2台のAlexaが直接組み込まれている。音声ビームフォーミング技術(電波に指向性を持たせる技術)によって、運転手と乗員を識別できるため、音声コマンドを適切なAlexaに送ることが可能。

デモに搭載されているAlexaは、スマートホームやアプリとの連携ができる。

運転手や乗員は、パロット・オートモーティブ社が開発したAlexaの機能を使うことで、シートポジションの調整、シートマッサージ機能の作動、エアコン設定の変更、ビデオや音楽のプレイリストのアップロードなど、さまざまなタスクを音声制御で実行することが可能だ。

また、個人の好みに合った周辺のおすすめスポット情報や、現在地の気象情報などを受け取ることもできるほか、車内でToDoリストやショッピングリストを確認・更新することや、自宅で車内の温度を調整しておくこともできる。

このデモは、フォルシア社とアクセンチュアがデジタル変革の推進に向けて、2018年1月5日に発表した取り組み事例で、世界最大の家電見本市「CES 2018」で公開済み。

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