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アグリハック in Ueyama 〜農業×モビリティ×ITで上山をHackする〜 一般財団法人トヨタ・モビリティ基金

2017/11/10(金)


講評

審査員は、谷川民夫(国立研究開発法人産業技術総合研究所 情報・人間工学領域研究戦略部 研究企画室室長)、青山 伸(トヨタ・モビリティ基金事務局長代理 チーフ・アドミニストレーション・オフィサー)、猪野全代(NPO法人英田上山棚田団代表理事)、藤原 茂(岡山県美作市上山区長)の4人により行われました。

審査基準は、(1)継続性・実現可能性 (2)独自性 (3)有効性・ユーザビリティの3点でした。各項目10点の30点満点、4人の審査員が合計120点の得点で評価し、最優秀賞、特別賞を選出しました。また、参加者と主催者が最も良いと思ったチームに1票を投票する形で、オーディエンス賞を選出しました。

結果は、チームEの草刈手帳が最優秀賞 (120点中93点)とオーディエンス賞をW受賞、特別賞をチームAの草Book (120点中82点)が受賞しました。最優秀賞、特別賞に選ばれた草刈りのソリューションは2つを組み合わせることで負担の軽減につなげるのではないかという意見も講評でフィードバックされました。

一方で、藤原区長からは「本当の現場を見て、上山ではどういったことに困っているのかを深く考えてほしい」というような、現地を代表した厳しい意見も述べられました。

 

今後の取り組み

今回のハッカソンでは、開発時間が2日間と短いなか、多くのプランナーやエンジニアが集まり、アイディアにとどまらず実際に作品の開発まで行われました。

現地で活動をされていてみんなのモビリティプロジェクトに参画しているNPO法人 英田上山棚田団の方々や地元住民の方々にも発表を見ていただき、農業にもIoTやICT技術を活用した開発が重要であることが本イベントで確認できました。上山地区では、今後も継続してハッカソン開催を予定しており、より具体的で継続可能性のある開発を目指していきます。

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