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シニア世代の買い物支援と健康啓発 トヨタカローラ名古屋らが弥富市で実証

2020/10/30(金)

「ささえあいセンター買い物支援サービス」のイメージ図

「ささえあいセンター買い物支援サービス」のイメージ図

愛知県弥富市とトヨタカローラ名古屋が28日、シニアへの健康生活支援として買い物支援とヘルスケア情報配信の「ささえあいセンター買い物支援サービス」を提供することを発表した。
弥富市では、少子高齢化の進行を踏まえた住み続けられるまちづくりに取り組んでいる。まちづくりのテーマは地域住民の移動拡大における健康促進と地域活性化だ。一方、トヨタカローラ名古屋は、地域住民の困りごとに寄り添うサービス提供を模索していた。

今回発表となった「ささえあいセンター買い物支援サービス」は、弥富市とトヨタカローラ名古屋が協働で取り組む。弥富市では、「弥富市ささえあいセンター」という住民参加型の生活支援サービスを提供している。このサービス利用会員を対象に、自宅と買い物先間の送迎と買い物中のサポートを行う。送迎に使う車両は、トヨタカローラ名古屋が無償リースで2台提供する。

また、車内での移動時間を活用できるように、利用者に資するヘルスケアを中心とした情報を配信する。配信する情報は博報堂が開発をプロデュースし、運動機能低下の予防・対策を啓発する、ロコモ チャレンジ!推進協議会が開発した。これらの情報は、車内に設置したタブレット端末によって視聴可能だ。

「ささえあいセンター買い物支援サービス」は、11月9日から本格運用まで実証実験を行う。実証実験の運営主体は「弥富市ささえあいセンター」。弥富市職員がコーディネーターとなり、利用会員と援助できる協力会員をマッチングする。利用料は1時間あたり700円、土日祝・時間外は800円。

なお、「ささえあいセンター買い物支援サービス」は、トヨタモビリティ基金の採択事業となっている。実証実験開始から本格運営期までの計2年間にわたり、トヨタカローラ名古屋が活動資金を支援する。
左)プリウスPHV(愛称:「きんちゃんGO!!」) 右)シエンタ(愛称:「ぶんちゃんGO!!」)

左)プリウスPHV(愛称:「きんちゃんGO!!」)
右)シエンタ(愛称:「ぶんちゃんGO!!」)


(出典:トヨタカローラ名古屋 Webサイトより)

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