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あいおいニッセイ同和損保・WheeLog、スマートシティ推進等で連携

2021/4/14(水)

取り組み概要(イメージ)

あいおいニッセイ同和損害保険株式会社(以下、あいおいニッセイ同和損害保険)は4月12日、一般社団法人WheeLog(以下、WheeLog)と共同で、誰もが安心・安全で自由に移動しやすいモビリティ社会の実現に向けたユニバーサル都市設計の推進に、4月から取り組むと発表した。

WheeLogは「車いすでもあきらめない世界」をスローガンに、2017年5月からユーザー投稿型のバリアフリーマップ「WheeLog!」を展開中だ。自治体などが提供するオープンデータの活用、各地で街歩きイベントの開催など、バリアフリー化促進のための活動に注力し、シームレスな移動体験の実現に向けた実証実験等にも参画している。

あいおいニッセイ同和損害保険は、持続可能なまちづくりに向けた取り組みの一環として、WheeLogへの支援を通じた共生社会に資する取り組みを進める。さらに、地域社会の発展に向けてスマートシティ推進等の分野において連携・協力していくことをWheeLogと合意し、日本企業として初めてWheeLogプラチナスポンサーとなった。

両社は、スマートシティの推進において、バリアフリーマップを生成する「WheeLog!」アプリを通じて得た「車椅子走行データ」と、あいおいニッセイ同和損害保険、または自治体の保有するバリアフリー情報や防災関連データを他のMaaSデータなどと連携しながら相互活用していくことを検討していく。

具体的には、車椅子での外出が楽しくなる社会の実現に向けて、「WheeLog!」アプリと連携したオンデマンド配車サービスなどによる快適な移動ルートの確保を検討する。ならびに、避難所情報をマッピングしたバリアフリールートナビの開発などにより、有事の際の車椅子での避難を安心・安全・簡便にできる仕組みづくりを共同で研究する。

また、自治体が保有するバリアフリーデータと同アプリから得られるスポット情報や口コミデータ等を活用し、バリアフリー施設・設備の利用者の声を継続的に収集することで、市民参加型のユニバーサル都市デザインを促進していくことを目指すという。

両社は、収集した各種データを提携先である地方自治体や企業に連携することで観光客や移住者の流入を促し、地域の魅力強化を支援する。また、今回の連携を通じて、車椅子利用者の移動におけるさまざまな課題解決に取り組むとともに、今後もデータ・デジタル(DX)を活用した共通価値創造(CSV)に資する保険商品・サービスの開発・提供により、「レジリエントな街づくり」の実現に貢献すると述べている。

WheeLog!アプリ



(出典:あいおいニッセイ同和損保 Webサイトより)

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