アイサンテクノロジー、茨城県つくば市の自動運転バス走行実証に参画
2024/10/30(水)
アイサンテクノロジー株式会社は、茨城県つくば市で実施予定の自動運転バス走行実証への参画を発表した。
同実証は、内閣府の「先端的サービスの開発・構築及び規制・制度改革に関する調査事業」として採択されたもので、KDDI株式会社が事業企画・統括を務め、2025年1月から実施する。実証の目的は、つくば市における自動運転バスの社会実装にあたり、持続可能な事業体制の構築とサービスの導入検討と共に、自動運転バスの実証を通じて、自動運転バスが周辺交通に与える影響を調査し、交通影響の軽減に関する安全な方策の検証だ。さらに、自動運転バスの交通環境への影響調査と、課題解決の方策を検討し、自動運転バスの社会実装が促進される制度改革の提案を目指すという。具体的には、つくば駅から筑波大学を巡回する既存の路線バスルートにおいて、レベル2の自動運転バスによる走行実証を実施し、自動運転バスが与える交通環境への課題を抽出する。同時に、自動運転の交通課題の対策とその効果を検証し、有効性について評価を実施するとのことだ。