オークネット、航続距離保証中古EVリースに向け東京センチュリーらと合意
2024/12/18(水)
株式会社オークネット(以下、オークネット)は12月16日、東京センチュリー株式会社(以下、東京センチュリー)、三菱HCキャピタル株式会社(以下、三菱HCキャピタル)と、航続距離保証付き中古EVリースサービスの構築に向けた基本合意書締結を発表した。
同サービスの目的は、利用可能な価値がまだありながらも海外に輸出されている中古EVを国内でリユースし、利用期間の延長により、資源の国内循環を促進することだ。具体的な取り組みとしては、オークネットが保証する航続距離(リース開始時のEVバッテリー劣化度合を加味した、満充電時の航続距離)を付した中古EVを、提携リース各社が関係会社を通じて提供。万一、リース契約期間中に保証する航続距離を走ることができなくなった場合は、リース契約を解除する、もしくは、再度航続距離を満たす車両に交換することを可能とする。さらに、リース期間中の故障についても、オークネットと提携リース各社との規定に従った保証を受けることを可能とするという。
また、オークネットは、使用済みEVバッテリーを活用したリパーパス製品流通プラットフォーム「Energy Loop Terminal(エナジー・ループ・ターミナル)」を構築している。オークネットは、リース後の車両(新車登録後8~10年程度経過)を買い取り、このプラットフォームを通じて、リパーパスによる資源循環を進めていくと述べている。