アユダンテは、アプリ「EVsmart」、およびメディアサイト「EVsmart」を2014年から開発運営してきた。アプリは累計インストール数20万件、運営するメディアは月間100万PV以上を記録している。提供するEV充電スポット情報においても、全国1万8000カ所以上をカバーしつつ、約8万3000件の口コミを掲載している。

一方、ENECHANGEは、EV充電サービス「エネチェンジEVチャージ」を展開している。同サービスでは、EV向けの充電設備の設置工事からEVユーザー向け課金アプリの提供、アフターサポートまでをオールインワンで提供する。

さらに、同社は、レジャー施設や商業施設などの目的地に設置するEV充電器「エネチェンジEVチャージ」を提供している。同サービスは、目的地到着のために利用した電気の一部を継ぎ足して充電できる目的地充電に注目したものだ。2027年までに最大300億円を投じ、EV充電器を国内で3万台設置することを目標に掲げ、全国にサービスを拡大している。

ENECHANGEは、EVsmartのアプリ、およびメディアサイトの譲渡により、Webメディアでの情報提供からアプリでの充電スポット情報の提供、検索から充電・課金までのシームレスなサービスが提供できるようになる。また、大手自動車メーカーとのアライアンス体制の継承により、当該体制を有する国内唯一のEV充電運営企業として、EV充電事業のさらなる発展を見込んでいるという。

なお、ENECHANGEは、今回の事業譲渡により、EVユーザーのさらなる利便性向上と普及拡大を目指すと述べている。

(出典：アユダンテ Webサイトより)