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BRJ、流山市のシェアサービス「TOCKLE」に電動アシスト自転車を追加 観光体験創出へ

2025/10/20(月)

電動モビリティのシェアサービスを展開するBRJは、千葉県流山市で運営する「TOCKLE」に、新たに電動アシスト自転車のシェアリングサービス「NAGAREYAMA GREEN RIDE」を追加した。既存の電動キックボードに加え、電動アシスト自転車という選択肢を提供することで、観光客の滞在時間延長や地域資源の活用、住民の利便性向上を目指す。

千葉県流山市は、利根運河や江戸川河川敷といった豊かな自然環境を有する一方、観光客がそれらの地域資源を体験するアクティビティが少なく、滞在時間が短いという課題を抱えていた。

この課題を解決するため、BRJは既存の電動キックボードシェアサービス「TOCKLE」のサブブランドとして、新たに電動アシスト自転車シェア「NAGAREYAMA GREEN RIDE」を開始した。導入される電動アシスト自転車は、河川敷などの未舗装路でも安定して走行できる太いタイヤを備えた日本製モデル。乗ること自体が楽しめるアクティビティとして、新たな観光体験を創出する狙いだ。

利用者は、既存の「TOCKLE」アプリから、これまで通り電動キックボードを借りることも、新たに電動アシスト自転車を借りることもできる。シーンや目的に応じてモビリティを使い分けることが可能となり、観光客だけでなく、買い物などで荷物がある地域住民の利便性も向上させる。
サービスは2025年10月15日から開始されており、市内6箇所の専用ポートから利用できる。料金は基本料金50円に加え、1分あたり12円。24時間500円で利用できるパック料金も用意されている。

BRJは「安全」を最重要視しており、『TOCKLE』では飲酒運転のリスクが高い夜間のサービスを全面的に停止するなど、独自の安全基準を設けている。今回の電動アシスト自転車導入においても、安全性を確保しながら、地域の交通課題解決と魅力向上に貢献していくとしている。

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