両社は、今回の取り組みでは、「RIDE VIEW」、「GROWTHジャック」、「GROWTH MOVIE」、「GROWTH VIDEO」、「ブラウザ表示」、「リアウィンドウラッピング」という6つのメニューを追加した。このうち、「GROWTH MOVIE」、「GROWTH VIDEO」、「ブラウザ表示」、「リアウィンドウラッピング」が新メニューとなる。

「RIDE VIEW」では、空車状態のフル画面を活用し、自由に静止画を掲載するというものだ。乗車した瞬間からブランドの世界観の訴求が可能になる。対して、「GROWTHジャック」では、車内のサイネージメディア「GROWTH」で最長18分にわたり動画コンテンツを放映する。乗車時間の全てをブランドコミュニケーションの時間にすることができる。

また、「GROWTH MOVIE」では、下部のメニューバーをタップすると、通常の18分のコンテンツとは異なる動画の放映が可能になった。メイキング映像からドラマや映画まで、自由に設定することができる。一方、「GROWTH VIDEO」では、下部のメニューバーをタップすると、VODサービスのように複数のコンテンツ配信が可能になっている。タブレット上でユーザーが見たいコンテンツを自由に選択することができる。

さらに、「ブラウザ表示」では、下部のメニューバーをタップすると、キャンペーンやコーポレートサイトなど、任意でWebブラウザコンテンツの表示が可能になる。ユーザーがサービスに興味を持った際、関連する情報をタブレット上で確認することができる。

ほかにも、「リアウィンドウラッピング」では、リアウィンドウも活用し特別車両として1カ月タクシーをジャックすることができる。まずは、Canvas搭載車両50台(大和自動車交通のみ)を中心に販売を開始する予定だという。