ティーガイアとCarstayが業務提携 バンライフのインフラ整備推進へ
2022/6/22(水)
株式会社ティーガイア(以下、ティーガイア)と、Carstay株式会社(以下、Carstay)は、資本業務提携を締結した。6月20日付のプレスリリースで明かしている。
昨今、車の自動運転技術やEV、5Gなどの通信、新たなエネルギー技術により、世界の自動車産業やライフスタイルは急激に変化している。「動くホテル」「動くオフィス」「動く家」など、車が動くことが“可”能な不“動産”「可動産」となる未来も近づき、自動車は既存の形から「動くX」へと変革している。これにより、車と人々の暮らしは、これまで以上に密接になることが予想される。キャンピングカーは「動くX」の象徴であり、キャンピングカーの全国総保有台数は増加傾向にある。さらに、バンなどの車両をキャンピングカーなど、車中泊仕様の車に改修する個人も増加中だ。このような背景から、車を基盤とした新たな旅やライフスタイル「バンライフ」とその市場規模も拡大している。
ティーガイアは、ありたい姿として「豊かな未来のために価値を創造し続ける企業グループへ~社会に必要とされ、社会に貢献する会社~」を掲げている。「モバイル事業」「ソリューション事業」「決済サービス事業」を運営する一方で、将来の成長分野、ESG分野への挑戦・投資を行い、第4の柱となる新規事業の創出に取り組んでいる。また、再生可能エネルギー事業・通信インフラ事業・教育関連事業などの領域にも取り組み、これらを複合的に活用し、地域の企業、自治体と連携した新たな地方創生事業モデルの構築を進めている。
Carstayは、「Stay Anywhere, Anytime. 誰もが好きな時に、好きな場所で、好きな人と過ごせる世界をつくる」をミッションに掲げている。このミッションの実現に向けて、「バンライフ」のプラットフォームを中核事業に、業界を問わずさまざまなプロジェクトを展開している。
両社は、バンライファーがより快適に過ごすためには、道路施設などが拡充されたインフラとITプラットフォームの融合が必要不可欠だと考えているという。そのため、今後はバンライフのインフラ整備で連携して、共に事業を進める予定だ。
さらに、ティーガイアはCarstayが実施した第三者割当増資を引き受けた。今回の資金調達により、Carstayの累計調達額は、金融機関からの融資を含め約3.2億円になった。