プレミア、CIFTU付クレジット導入 IoTを活用した新たな審査推進
2022/5/19(木)
プレミア株式会社(以下「プレミア」)は、会員組織「カープレミアクラブ」向けに社会貢献型オートクレジットである「CIFUT付クレジット」を本格導入した。4月28日付のプレスリリースで明かしている。
プレミアは、オートモビリティ企業であるプレミアグループ株式会社の子会社だ。また、プレミアの関連会社であるCIFUT株式会社は、「CIFUT」というIoT機器(GPS付の遠隔エンジン始動制御システム)を提供している。同機器を取り付けることにより、購入車両は常時インターネットに接続される。これにより、プレミアは、車両の位置情報を把握し、遠隔操作でエンジン始動を制御することができる。「CIFUT付クレジット」では、生活のために必要でありながら自動車を持つことが難しかったユーザーを対象としている。例えば、過去の支払履歴に不安があることから通常の審査に通らず、さらに連帯保証人の付帯も困難な人や就職したばかりの若年層などだ。CIFUTを取り付けることにより、支払い遅延のリスクに備えることができ、これまで自動車の購入が難しかったユーザーへの購入機会の拡大を実現している。
「CIFUT付クレジット」の特徴は、ユーザーにとっては、支払いを継続することで良好な信用情報が蓄積されるだけでなく、万が一の車両盗難にも備えられることだ。また、自動車販売店にとっては、販売機会の拡大が見込める。
プレミアグループは、今後も同サービスの拡充により、会員販売店との共存共栄・永続的な相互発展を目指すという。さらに、幅広いユーザーが生活に欠かせない自動車を利用できる社会の実現を通して、貧困の解決を目指し、SDGsの達成に貢献すると述べている。
(出典:プレミア Webサイトより)