秋田中央海域洋上風力発電、風力発電関連の技術開発で秋田大学と共同研究へ

2022/11/8(火)

秋田中央海域洋上風力発電合同会社は、風力発電産業の発展に向けた取り組みの一環として、秋田大学国際資源学研究科、および理工学研究科との風力発電関連の技術開発に関する共同研究契約を締結した。コスモエネルギーホールディングス株式会社(以下、コスモエネルギーHD)が、11月7日付のプレスリリースで明かしている。

同合弁会社には、コスモエネルギーHDのグループ会社であるコスモエコパワー株式会社、株式会社ウェンティ・ジャパン、清水建設株式会社、石油資源開発株式会社の4社が出資している。

同共同研究は、国内初の風力専業事業者として風車運転・保守の実績を培ってきたコスモエコパワーの知見や技術、データの活用を主軸にする予定だ。そして、今後発展が期待される秋田県の風力産業の技術基盤づくりと風力産業を支える技術人材の育成に貢献することを目指す。

なお、同合同会社は、2019年から秋田県男鹿市、潟上市、および秋田市沖洋上風力発電事業の開発に積極的に取り組んでいる。今後は、国内全体で喫緊の課題である再生可能エネルギーの普及・促進に向けて、秋田県での風力発電産業の発展に寄与していくと述べている。