コスモ石油マーケティング、小型EV開発のASF社と資本業務提携締結
2021/7/6(火)
コスモ石油マーケティング株式会社(以下、コスモ石油マーケティング)は、ASF株式会社(以下、ASF社)と資本業務提携契約を締結した。6月30日付のプレスリリースで明かしている。業務提携の目的は、EVならびに再生可能エネルギーの普及拡大を通じたカーボンニュートラル社会の実現だ。
コスモエネルギーグループは、「地球と人間と社会の調和と共生を図り、無限に広がる未来に向けての持続的発展をめざします」をグループ理念に掲げている。第6次連結中期経営計画Oil & Newでは、新たな収益の柱として風力発電事業を中心とした再生可能エネルギー事業の強化を推進中だ。ASF社は、モビリティを中心とした新しいエネルギー社会のシステム構築をめざすファブレスメーカーとして設立された。EVを再生可能エネルギーとパッケージで提供していくことで、モビリティを起点としたカーボンニュートラル社会の実現を目指す。物流事業者向けに特化した小型EVの開発を進めており、物流業界以外のBtoB領域や、BtoC領域へのサービス拡大を計画している。
今回の提携により、コスモ石油マーケティングの「コスモMyカーリース」や「やさしいカーシェア」の仕組みを通じてASF社製の軽自動車クラスEVを提供する。さらに、当該EVに再生可能エネルギー由来の電力を供給することで、ゼロエミッションのEV社会の実現を図るという。具体的な開始時期は、今後両社で検討・調整する。
なお、コスモエネルギーグループは、今後もサステナブルな社会の実現に向け、さまざまな取り組みや他社との連携を行うと述べている。
(出典:コスモ石油マーケティング Webサイトより)