ダイハツ、万博で提供中の「e-SNEAKER」発売 免許不要で運転可能
2025/8/26(火)
ダイハツ工業(以下、ダイハツ)は8月25日、歩行領域モビリティ「e-SNEAKER」の発売を発表した。
同モビリティは、日常移動に新たな価値を提案すべく「胸張れる 軽快 安心モビリティ」をコンセプトに開発されたものだ。ダイハツは、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)に同モビリティを150台提供し、場内周遊を快適に楽しんでもらえるようサポートしている。
また、同モビリティの特長は、2.5kgの脱着式リチウムイオンバッテリーを使用している点だ。付属の専用充電器(AC100V)に接続し、家庭用コンセントでおよそ2.5時間で充電が可能となっている。連続走行距離は、満充電で12kmだ。
さらに、自転車とほぼ同じ目線の高さで運転することができ、坂道や旋回時に自動的に減速する速度抑制機能が搭載されている。くわえて、傾斜センサーが登坂、降坂、左右の傾斜を検知することで、急な坂道や斜面では、警告メッセージと警報音で知らせる急斜面検知機能を採用しているという。
なお、同モビリティは、道路交通法上、「歩行者」と同じ扱いとなるため、免許不要で運転することができる。メーカー希望小売価格は、41万8000円とのことだ。