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EV中心の次世代型タクシー営業所 第一交通産業ら3社が運用開始

2023/8/4(金)

テスラモデル Y(写真左)
と日産リーフ(写真右)

第一交通産業株式会社(以下、第一交通産業)ら3社は7月31日、EV、太陽光発電設備および、エネルギーマネジメントシステムを導入するEV中心の次世代型タクシー営業所の運用開始を発表した。

今回の取り組みは、第一交通産業、三菱オートリース株式会社(以下、三菱オートリース)、三菱商事株式会社(以下、三菱商事)の3社で実施する。実施場所は、第一交通産業の子会社北九州である第一交通株式会社(以下、北九州第一交通)の門司営業所と門司港営業所を中心に行うという。

具体的には、北九州第一交通の門司営業所に EV12台、充電器、太陽光発電システムおよび、エネルギーマネジメントシステムを順次導入する。一方、門司港営業所には、EV6台と充電器を順次導入する予定だ。

また、3社は、今後EVが本格的に普及していく世の中を見据え、足元タクシー業界で進みだした数台規模の導入ではなく、大規模なEVタクシーの導入による営業所単位での運用モデルの構築を行う。特に、門司営業所においては、太陽光発電を最大限に活用し、さらなる環境負荷の軽減や走行コストの軽減、災害による停電等に対するレジリエンスの強化にも取り組んでいくとのことだ。

くわえて、3社は、「No.1(ナンバーワン)タクシーネットワーク」に加盟する株式会社光タクシーや日の丸タクシー株式会社等3社においても順次EVを導入する。そして、さまざまな事業条件においても運用を可能とする最適なEV導入モデルの構築を進める予定だ。なお、3社は、今後今回の次世代型タクシー営業所の運用を皮切りに、第一交通産業ならびに、タクシー業界全体のEV化に取り組んでいくと述べている。


(出典:第一交通産業 Webサイトより)

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