大和自動車交通ら、EVタクシーの充電運用最適化に関する実証開始
2024/12/4(水)
大和自動車交通株式会社(以下、大和自動車交通)、株式会社モーション、株式会社プラゴ、株式会社AESCジャパンは12月3日、事業用に複数台のEVを用いる企業において、より高度かつ効率的な充電の運用を実現するための実証実験開始を発表した。
同実証は、大和自動車交通の運用するEVタクシー5台に対して、車両のバッテリー残量や稼働データを取得し、事業所内の電力需要を加味した最適な充電スケジュールと充電出力を算出。それをもとに、車庫に設置されている普通充電器5台を遠隔制御し、車両を充電するというものだ。
さらに、4社は、実証実験を通して、日々の業務や事業所内の電力需要に適した充電運用の可能性と充電器制御システムの高度化を検証。ほかにも、外気温やバッテリーの状態が充電に与える影響と、充電によるバッテリーの劣化度合いを検証する。これにより、充電管理システムのさらなる高度化を目指すと述べている。