移住者向けに「住居×移動」のサブスク 電脳交通らが徳島で募集開始
2020/10/19(月)
タクシーのDXを推進する株式会社電脳交通と、再生可能エネルギー関連事業やスマートホーム事業を展開する株式会社フィットは、徳島への移住希望者をターゲットに「住まい」と「移動」をセットで提供する「電脳Fit住宅」の募集を開始した。
「電脳Fit住宅」は、住まいと移動をセットにした移住者のための住居サービスだ。カバン一つでローカルライフが始められる環境を用意する。家具・家電・WiFi環境・移動費込みで月額固定(税込19,800円~)で部屋を提供。ファミリータイプ(税込29,800円税込~)も含め、「月の半分は徳島で」という二拠点生活も想定した安価な家賃水準に設定する。
そして、移動面では電脳交通がタクシーによるサービスを提供する。徳島での日常生活で必要となるタクシー移動費※を試算してサービスに含んでおり、電話一本でタクシーの配車が可能だ。また、移動サービスを「地元のプロ」であるタクシードライバーが担うことで、利用者の心理的なハードルを下げる効果も期待しているという。
※移動可能範囲の目安(対象物件「メゾン昭和」からの場合)
・JR徳島駅前×月2回(1往復)・徳島市役所×月2回(1往復)・徳島県庁×月2回(1往復)
・秋田町(徳島最大の繁華街)周辺×月2回(1往復)・徳島阿波おどり空港×月2回(1往復)
入居者の募集は本日(19日)から開始し、選考を経て来年3月から入居が始まる。主に首都圏・関西圏在住の20代~50代の男女を対象に募り、徳島での生活をSNSで発信することや、レポート作成への協力などが条件に盛り込まれている。・JR徳島駅前×月2回(1往復)・徳島市役所×月2回(1往復)・徳島県庁×月2回(1往復)
・秋田町(徳島最大の繁華街)周辺×月2回(1往復)・徳島阿波おどり空港×月2回(1往復)
今回の取り組みは、住居と移動をセットにした徳島発の移住促進事業。徳島市への移住者または、半移住による関係人口が増えることにより、人や物の流れが地域に回帰する契機になることを目指す。実際に住んでみて徳島へ移住するとなった場合、月々の住宅ローンの支払いが実質1万円台から持てるマイホーム支援サービスも提供する予定だ。