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デンソー、V2H-充放電器の次期モデルを3月中旬より受注開始

2024/1/19(金)

次期モデルV2H-充放電器 パワーユニット(左)
次期モデルV2H-充放電器用プラグホルダ(右)

株式会社デンソー(以下、デンソー)は1月18日、2024年3月中旬より、BEVやPHEV向けの双方向給電装置である「V2H(Vehicle to Home)-充放電器」の次期モデルの受注を3月中旬より開始すると発表した。
今回の取り組みは、株式会社デンソーソリューションを通じて実施する。

次期モデルの主な改良点は、「セパレート化と小型軽量化」、「停電時の運転切り替え自動化」、「充放電性能効率化」だ。「セパレート化と小型軽量化」では、パワーユニットとプラグホルダをセパレート化することで、設置の自由度と使い勝手を向上させた。さらに、次期モデルでは約63%の軽量化を実現。車両周辺への据置きにくわえて外壁への設置も可能になり、住宅に合わせて取り付け方を選択できるようになっている。

また、「停電時の運転切り替え自動化」では、停電発生時にはV2H -充放電器を用いることでBEVやPHEVを非常用電源として活用できる。くわえて、「充放電性能効率化」では、出力電力が比較的少ない軽負荷時において、充放電性能の効率を約10%向上した。これにより、より無駄なく電気エネルギーを使うことができるようになっている。

なお、デンソーは今後も、モビリティと暮らしをつなげる製品の開発を通じて、誰もが安心・安全に暮らせる社会の実現に貢献すると述べている。

(出典:デンソー Webサイトより)

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