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DMP、「高精度3次元地図データに関する国際標準化」事業受諾

2023/12/20(水)

DMPの事業領域イメージ

ダイナミックマッププラットフォーム株式会社(以下、DMP)は12月19日、経済産業省による「標準活用加速化支援事業(高精度3次元地図データに関する国際標準化)」の事業受託を発表した。
同事業は、内閣府の「研究開発成果とSociety5.0との橋渡しプログラム(BRIDGE)※」の施策の一つだ。高精度3次元地図データ(HDマップ)は、自動車の自動運転・先進運転支援システムの用途にて活用が進んでいる。ほかにも、自動車以外の多様な用途(スマートシティ、防災、インフラ管理、自律移動モビリティ、ドローン、XRなど)にも今後グローバル規模で利活用が進むと予想されている。同時に、国際標準化の検討も本格化すると予想されており、日本が国際標準における議論をリードできるよう速やかに戦略立案、ユースケース開発や国際連携を進め、標準化を加速することが求められている。
※ “programs for Bridging the gap between R&D and the IDeal society(society 5.0)and Generating Economic and social value”の略称(プレスリリースより)
DMPは、今回の研究開発において、(1)知財・標準化戦略の立案、(2)コア技術領域における特許出願状況の調査、(3)国際標準化団体への参画を通じたユースケース調査、(4)特定ユースケースでの実証実験を主な柱とする。そして、HDマップの産業横断的なグローバル市場での利活用を促進し、日本の周辺産業の拡大につなげる成果を導出すると共に、国際標準化に向けてイニシアティブを発揮していくと述べている。

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