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大日本印刷、LiB外装材の生産工場用として米国に建設用地取得

2023/11/30(木)

リチウムイオン電池用バッテリーパウチ(電動車用)サンプル

大日本印刷株式会社(以下、DNP)は11月29日、リチウムイオン電池の外装材であるバッテリーパウチを生産する工場用としてアメリカ合衆国ノースカロライナ州に建設用地取得を発表した。

DNPは、国内ですでに福岡県・戸畑工場と埼玉県・鶴瀬工場内にバッテリーパウチの生産工場を展開している。一方、海外では、グループ会社のDNPデンマークで、バッテリーパウチのジャンボロールのスリット加工を行う工場を新設するなど、適地生産・供給体制を構築している。

DNPは、2026年度にこの生産拠点の稼働を目指しており、今回の工場用地取得とスリット加工ラインの導入に100億円規模の投資を計画中だ。さらに、市況や需要に応じて、同一敷地内でのジャンボロール製造も視野に入れて検討してくという。

なお、同社は、2025年度までにリチウムイオン電池用バッテリーパウチで年間約1000億円の売上を目指す。そして、今後も同製品のほか、各種環境配慮製品の開発・製造をさらに進めて、脱炭素社会の実現に貢献していくと述べている。

(出典:DNP Webサイトより)

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