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スマートキャンパス構想 ソフトバンクら、5Gなどによる大学DX支援

2023/5/30(火)

ソフトバンク株式会社(以下、ソフトバンク)は、「スマートキャンパス構想」として、5Gなどの活用により大学のDXを支援する取り組みを開始する。

同構想では、キャンパス構内における5Gネットワークの構築や、「LINE」のプラットフォームを活用した大学運営のデジタル化といったデジタル環境の整備に取り組み、大学のニーズに応じてDXを支援する。同時に、それらの環境を活用した教育・研究を推進してデジタル人材育成への貢献を目指す。

第1弾として、ソフトバンクは、京都産業大学およびLINE株式会社(以下、LINE)と、「先端技術を活用した新しい学生生活の実現・研究に関する包括連携協定」を、5月26日に締結した。さらに、同社は、この協定に基づき、「5Gスマートキャンパス」として京都産業大学のキャンパス構内の5Gネットワークの整備を進める。そして、2023年度末までにパブリック5Gを、2024年度以降に法人向けの5Gマネージドサービス「プライベート5G(共有型)」を提供する予定だ。

くわえて、3者は、整備した5Gネットワークを活用して、AR・VRソリューションやインタラクティブ掲示板、食堂やバスなどの混雑状況の情報配信ソリューション、顔認証システムなどの提供を予定している。ほかにも、5Gなどの先端技術を活用したイノベーションの創出に向けて、学生参加型のワークショップを2023年6月から開催する予定だ。

また、3者は、「LINE」のプラットフォームを活用した「LINEスマートキャンパス」を共創し、学生の入学前から、在学中、卒業後まで、それぞれのタイミングに適切な支援を一気通貫で提供する。具体的には、「LINE公式アカウント」や「LINEミニアプリ」などを活用して、学生の生活や活動などを支援するという。その他、ハード・ソフトの両面でスマートキャンパス化をサポートする専任の担当者「スマート・キャンパス ディレクター」を京都産業大学へ派遣し、スマートキャンパス化を支援すると述べている。

(出典:ソフトバンク Webサイトより)

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