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水素燃料電池ドローン用の高圧水素容器が開発される 陸上・水上での応用も

2021/1/7(木)

水素燃料電池ドローン用 高圧水素容器

水素燃料電池ドローン用
高圧水素容器

ドローンワークスとJFEコンテイナーは、水素燃料電池ドローンに搭載できる高圧水素容器に関する経済産業大臣の特別認可を取得。5日付けで共同発表を行った。
ドローンにはバッテリー型、ガソリンハイブリッド型、水素燃料電池型など複数のタイプがある。水素燃料電池ドローンの特徴は、バッテリー型、ガソリンハイブリッド型に比べて、環境性能、飛行時間、積載量が高いことだ。

だが、水素燃料電池ドローンは高度150mからの落下事故発生時でも高い安全性を確保するため、ドローンに搭載する高圧水素用複合容器に高圧ガス保安協会の特定案件事前評価と経済産業大臣の特別認可が必要だった。両者は今回の特別認可を取得したことで、1月から水素燃料電池ドローンの飛行が可能となる。

また、両社は今回開発した高圧水素容器を他のモビリティにも適用できると考えている。陸上や水上などのさまざまなシーンで活用が想定されるモビリティも、今回の高圧水素容器を適用することで、水素燃料電池化が可能になる。

政府は、温室効果ガスの排出量を2050年までの実質ゼロ化と水素社会の実現を目標に掲げている。両社は、この政府目標への貢献、およびFCVや水素発電などに続く新しい利用分野の実現に向けて、今後も引き続き連携して活動すると述べている。

(出典:ドローンワークス、およびJFEコンテイナー Webサイトより)

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