エネチェンジとeMP提携 エネチェンジEV充電器で充電カード利用可能に
2023/2/10(金)
ENECHANGE株式会社(以下、エネチェンジ)は、株式会社e-Mobility Power(以下、eMP)と、業務提携契約を締結した。2月9日付のプレスリリースで明かしている。
エネチェンジは、「EV充電エネチェンジ」のサービス名称で、6kWの普通充電器の設置を2021年11月から全国に拡大している。同サービスの特長は、ユーザー向けの専用アプリにより、会員登録や月会費の支払いなく充電器をいつでも利用できることだ。一方、eMPは、合同会社日本充電サービスからEV・PHV充電ネットワーク事業を2021年4月に承継し、自動車メーカー各社の発行するEV・PHV充電カードで利用可能な充電ネットワークを構築している。
自動車メーカー等の充電カードを所有するユーザーからは、所有する充電カードを用いてエネチェンジの充電器を利用したいという声が上がっていた(EVSmartによるEVユーザー調査結果より)。今回の提携により、自動車メーカー各社やeMPなどが発行するすべての充電カードがエネチェンジのEV充電器で利用可能となる。運用開始は、2023年4月の予定だ。
また、エネチェンジは、eMPと協調し、設置から8年が経過した普通充電器を保有する設置者(施設オーナー)に対し、同社が展開する6kWの普通充電器への置き換え(アップグレード)を提案する。これにより、「カード一枚でどこでも充電できる」世界の維持、6kWへの高出力化を実現し、充電インフラの拡充とEV・PHVユーザーの利便性向上に貢献すると述べている。