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ENEOSと東工大、ENEOSスマートマテリアル共同研究講座設置

2023/5/23(火)

左から ENEOSマテリアル研究開発本部長 田中了司氏
ENEOS執行役員機能材カンパニー 機能材事業企画部長 篠崎稔氏
東工大物質理工学院長 関口秀俊氏
ENEOS機能材カンパニー 機能材研究開発部長 田中大直氏

ENEOS株式会社(以下、ENEOS)と国立大学法人東京工業大学(以下、東工大)は、「ENEOSスマートマテリアル共同研究講座」を東工大 物質理工学院内に4月1日に設置した。さらに、発足式を5月15日に行っている。

同講座の目的は、地球や自然環境を大切にするこれからの持続可能社会において、今後さらに求められるリサイクル性、省エネルギー性、電動化に対応できる素材の開発だ。目的達成に向け、ENEOSの誇る高機能素材分野の技術力と東工大の世界トップクラスの材料分野における研究力を融合させる。

さらに、同講座では、産学の枠や、複数の素材研究領域の枠組みを超えた研究開発体制で取り組む。これにより、高機能原料、高機能樹脂、エラストマーの素材領域において中長期的基盤技術の構築を目指す。なお、両者は、今後も大学と企業のオープンイノベーションを促進し、社会の多様なニーズに貢献していくと述べている。

▼関係者のコメント
ENEOS機能材カンパニー機能材研究開発部長 田中大直氏のコメント
本講座を通じて、新しい技術の開発や革新的な商品を創造し、新たな市場領域を開拓、広範な顧客層に対応することを目指してまいります。

東工大物質理工学院長 関口秀俊氏のコメント
日本を代表する企業との連携は技術の発展だけでなく、大学として教育面でも大変意義深いものであり、本講座から生まれた優れた素材が社会実装されることを期待しています。

(出典:ENEOS Webサイトより)

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