EVリースに電池分析活用 EVolityら、効率的な運用支援
2025/9/18(木)
EVolity社と芙蓉総合リースの連結子会社である芙蓉オートリースは9月16日、EVolity独自の電池分析技術を用いたEVリースの提供開始を発表した。
今回の取り組みでは、EVolityが独自のバッテリー劣化予測技術を用いて車両の充放電データや走行情報の解析結果に基づき将来のバッテリーの劣化度合いを予測し、リース期間終了時にどの程度の価値が残るのかを高い精度で予測する。これにより、芙蓉オートリースが提供するEVリースにおいて従来よりも高い残価を設定することが可能となる。
さらに、両社は、バッテリーモニタリングを通じた最適な運用方法の提案や独自のフリートマネジメントシステムの提供を通じて、利用者の効率的なEV運用もサポートするという。
なお、両社は、今回の取り組みを通じて、利用者のEV導入のコストハードルを下げるとともに、運用面の課題解決を包括的にサポートすることで、国内におけるEV普及を一層加速させ、脱炭素社会の実現に寄与していくと述べている。