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【世界初】災害時特化のEV電配車、EVジェネシスが開発 平時も利用可能

2024/10/29(火)

EVジェネシス株式会社(以下、EVジェネシス)は10月22日、災害時の停電や孤立集落へ電気を届けるための小型EV電配車を発表した。
同車両の特長は、走行用バッテリーと電配用バッテリーの2種類のバッテリーを完全に分けて使用することだ。走行用バッテリーには150kmを走行できる電力を蓄えることができ、スポットクーラーや家電製品を使うことができる。一方、電配用バッテリーの容量は走行用バッテリーの1.2倍となっており、スマートフォン600台分を充電することが可能だ。ほかにも、乳幼児のための電気ポット、スポットクーラー、冬場の電気毛布など、さまざまな電気機器に電力を供給することができるという。電配車にはこのバッテリーを3台積載することが可能とのことだ。

なお、EVジェネシスは、自社車体の特徴として、通常は働く車として収益を上げながら、災害時にはオプションのプロテクター(ソーラーパネル、リン酸リチウムイオンバッテリー、ノーパンクタイヤ、特殊カーテン)を装着することで、災害時に特化した車両へと変化することだと説明している。

※世界初表記について
2024年10月、自社調べ、次世代ソーラーパネルによって充電できるリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを搭載した小型EV三輪車として。(プレスリリースより)

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