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【中部地方初】岐阜乗合自動車がスマートバス停を導入 YE DIGITALと西鉄子会社が共同開発

2021/1/28(木)

昼間の様子(左)夜間の様子(右)

昼間の様子(左)
夜間の様子(右)

岐阜乗合自動車は22日、YE DIGITALと西鉄エム・テックが共同開発したスマートバス停を1月22日から長良川国際会議場前バス停で運用を開始すると発表した。

スマートバス停は、デジタルサイネージにバスの運行時刻表や運行系統図を表示するだけではなく、その他の告知文や広告などをリアルタイムに更新、表示できるバス停だ。現在時刻に合わせて直近の便の時刻を拡大表示する機能もあり、バス利用者の求める情報を分かり易く表示することができる。

今回設置するスマートバス停は、郊外モデル:Type-C。ソーラーパネルとバッテリーを使用した省電力タイプのオフグリッドにも対応している。バックライト付きの液晶画面を採用し、高い視認性を確保した。設置する長良川国際会議場前バス停は、イベント開催時などで初めて岐阜乗合自動車を利用する人も多い。スマートバス停を設置することで、より見やすくわかりやすい情報提供をめざす。

またYE DIGITALは、今回のスマートバス停設置に合わせて「MMsmartBusStop」というスマートバス停のクラウドサービスを提供する。標準的なバス情報フォーマットのGTFS(General Transit Feed Specification)のデータをMMsmartBusStopに取り込ませることで、時刻表を自動生成することが可能だ。この機能を使うことで、ダイヤ改正日には自動的に改正後の時刻表がスマートバス停に表示出来るようになる。スマートバス停でダイヤ改正予告の掲示も可能であり、バス事業者の作業負担軽減につながる。


今回のスマートバス停の設置では、西鉄エム・テックがバス停の開発支援と販売を、YE DIGITALがスマートバス停の開発とクラウドサービスの提供および導入支援をそれぞれ担当する。

YE DIGITALおよび西鉄エム・テックは、脱炭素化社会・SDGsの実現と、より活気あふれるまちづくりに向け、スマートバス停の導入事例を積み重ねることで、顧客の利便性向上と公共交通ネットワークの発展に寄与に勤めるとしている。また、岐阜乗合自動車は、わかりやすいバス情報の提供により顧客の利便性向上に一層努めると述べている。

(出典:岐阜バス Webサイトより)

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