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glafit、和歌山市公用車として配備された車両にモビチェン実装

2023/4/10(月)

glafit株式会社(グラフィット 以下、glafit)は、和歌山市の公用車として配備された車両にMobility Category Changer(以下、モビチェン)を実装した。4月6日付のプレスリリースで明かしている。
glafitの製造販売するGFR-02は、和歌山市の公用車として2022年2月に配備された。同車種は、glafitと和歌山市が規制のサンドボックス制度へ2019年に共同申請し、実証実験等を行ったものだ。さらに、2021年6月に「電動バイク(原付)と自転車の車両区分の切替え」を道路交通法の上で公的に認められている。



東京などの都市圏では、バイクの停められる駐輪場が少ない。そのため、多くの原付ユーザー、オートバイユーザーは駐輪スペースを探すのに苦労している。二刀流バイクGFR-02は、モビチェンを起動させ自転車になるので、自転車の駐輪場に駐車できる。(ラック形状によりディスクブレーキが当たってしまう場合は不可)

和歌山市営駐輪場では、モビチェン付きGFR-02を自転車として市営駐輪場に駐輪可能とされている。くわえて、原付の利用料は220円 (営業時間内1回あたり)に対し、自転車は150円(営業時間内1回あたり)で利用可能と、駐輪場を探す手間の他に、コスト面でもメリットがある。

なお、和歌山市長の尾花正啓氏は、「新しい電動モビリティのメリットを積極的に利用してほしい」と、モビチェン付きGFR-02の市営駐輪場への自転車としての駐輪を広く発信しているという。

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