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GO、産総研にEVタクシー運行における電池消費などのデータ提供開始

2023/9/1(金)

GO株式会社(以下、GO)は8月31日、産業技術総合研究所(以下、産総研) に対し、EV車両のタクシーの運行における電池消費などの車両情報や走行情報、充電関連情報などのデータ提供開始を発表した。

今回のデータ提供は、タクシー領域の脱炭素化を目指す「タクシー産業GXプロジェクト」における取り組みだ。国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)による「グリーンイノベーション基金事業/スマートモビリティ社会の構築」(GI基金事業)の一環として実施する。

産総研は、「社会全体最適を目指したシミュレーションシステム」構築に取り組んでいる。今回提供するデータは、EV車両のタクシーの運行における電池消費などの車両情報や走行情報、充電関連情報など、総走行実績330万キロメートル以上※の検証で得られたものだという。

※ 2023年7月末時点当社実績330万6760キロメートル

■GO 代表取締役社長 中島宏氏のコメント
当社のプロジェクトでは現在10都道府県のエリア特性に応じた運行距離や乗務実務の実態などを考慮した充電計画に向けたシステム開発に取り組み、タクシー領域のGXを進めています。

産総研による運輸全体の最適な運行マネジメント計画については、トラック、バスなどモビリティの種別を超えてデータを集めて、シミュレーションをすると伺っています。交通とは一体で利便性が向上されるものでもあり、1日の走行距離が自家用車に比べ7倍程度となるタクシーの複雑な運行形態、およびさまざまな気象条件下に耐えうる充電マネジメントの検証データが、運輸全体のカーボンニュートラルにつながる先駆けの有用な材料となることを期待しています。

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