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【新事業特例制度】千葉市で電動キックボードのシェアサービス実証実験開始

2021/5/10(月)

はしご・脚立メーカーである長谷川工業株式会社(以下、長谷川工業)は4月28日、経済産業省の「新事業特例制度」に基づき、千葉市と連携して4月28日~10月末日まで公道での実証実験を行うと発表した。

千葉市は、2016年1月より「近未来技術実証・多文化都市」をテーマに国家戦略特区の指定を受け、さまざまなモビリティの実証実験を実施している。長谷川工業も千葉市と連携しており、2021年3月末まで実証実験を実施した。

今回の実証実験では、「新事業特例制度」の認定を受けた長谷川工業の電動キックボードのみを「小型特殊自動車」とみなし、公道でのシェアリングサービス方式による実証実験を行う。千葉市中央区、および美浜区の一部を対象エリアとし、エリア内にステーション6カ所、計50台の電動キックボードを設置する予定だ。今後は、JR海浜幕張駅や千葉市稲毛海浜公園に設置し、順次ステーション数を増やす。

なおキックボードの利用は、18歳以上の小型特殊自動車免許保持者に限定し、ヘルメットの着用は任意だ。利用するためには、LINEアプリから公式アカウントを友だち追加し、注意事項の確認とテストを受け、利用者情報(運転免許証など)を登録する。その後、電動キックボードに付いている二次元コードを読み取ることで、キックボードのロックを解除できる。実証実験のトライアル料金は初乗り10分100円、以降は1分につき15円で利用可能だ。

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