近年、車両の稼働における安全で環境にやさしい運転の重要性が増している。理由は、万が一の自動車事故の防止や、CO₂排出量の削減といったユーザーの課題解決につながるためだ。

日野は、コネクティッドデータをベースにユーザーのビジネスを支援するサービス「HINO CONNECT」を2018年より提供している。「安全エコ運転支援サービス」は、「HINO CONNECT」にて新たに展開する「HINO CONNECT＋」(有償サービス)の第一弾だ。「HINO CONNECT＋」では、ユーザーごとの経営課題解決に特化し、さらなる価値を提供する。

具体的なサービス内容としては、ドライバーの運転状況の可視化や安全・エコ目線での分析、全国ランキング表示といったドライバーごとの安全・エコ運転につながるデータを提供する。また、分析結果に合わせたトレーニングメニューや振り返りも提供し、経営者・管理者向けの「事業所別 安全・エコ月報」の配信を行う。

先行リリースの対象者は、茨城日野自動車株式会社、および南関東日野自動車株式会社で車両を購入、あるいは整備入庫したユーザーだ。2017年5月以降に発売した日野プロフィア、日野レンジャーのドライバン・ウィング系を対象に、サービスを提供する。

なお、日野は、豊かで住みよい持続可能な社会の実現を目指して、中期経営戦略「Challenge2025」を掲げている。そして、「安全・環境技術を追求した最適商品の提供」「最高にカスタマイズされたトータルサポート」「新たな領域へのチャレンジ」の3つの方向性で取り組んでいる。今後も、自社でのソリューション開発のみならず、外部のパートナーやプラットフォームとも協業・連携する。そして、ユーザーごとの課題解決に貢献する各種サービス・ソリューションを提供すると述べている。

(出典：日野 Webサイトより)